2004年08月12日

軍人将棋

友人の家に軍人将棋があった。
オセロを改造して作った自作軍人将棋。

 改造ルールが、和紙の巻物に墨で記されている。
 『一つ、軍医こそ全ての攻撃の身代わりとなるものである、云々』

 これはただごとではない。
二歩兵、軍医、高射砲。 改造ルールは複雑だが、なるほど論理的に出来ている。
 かなりのケーススタディを繰り返し、練り上げられたルールといえる。

 ルールと戦略を熱く語る友人。なんなんだ君は。

子供のころやった軍人将棋は、 全てに負けるが『大将』にだけ勝つことのできる『スパイ』が、 結局のところ勝敗を左右していた気がする。
 簡単に言うと、それ一点だった。

しかしこの改造ルールは違う。
 全てのコマに一発逆転の可能性が秘められている。
 僕は巻物をひろげ、ルールと戦略を理解した。

 軍人将棋に必要な審判(巻物には国連審判員と書いてある)は、
 友人の父が引き受けてくれることになった。

 お、お父さん…。 (あなたの息子は確かにあなたの息子なのですね…)

何度も言うが、これはただごとでは、ない。
 僕は知性とカンを、六対四くらいで働かせ、 我が軍のコマを配置していった。

 続く。

Posted by nakamurakou at 13:58 │TrackBack(0)

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