2006年07月24日
◎ 花火師

来週くらいになれば、
全国各地で花火大会が始まる。
(梅雨があけるか心配ですが…)
小中学生のころの友人で、花火師の息子がいた。
彼の家に遊びに行くと、何尺玉なのかわからないけど、
とにかく丸いタマが、押し入れにいくつも転がっていた。
面白半分に触ろうとすると、触っちゃだめだ! と注意された。
それは法律が云々…、というようなことも言っていた。
何のことだか、詳しいことは分からない。
彼の家が火事になったら綺麗だろうなあ、とか、
そういう不謹慎な話は、当時からしていた。
と、そんな話を、この前、元不良の香り漂う女性の編集者とした。
そしたら、こんなことを言われた。
「中村さん、そのタマを盗もうとは思わなかったんですか?」
うーん…。
そんな発想は全くなかったけど、確かにそれは魅惑的なアイデアだ。
一人じゃ無理だけど、極悪ガキ大将、コマ・グン(仮名)さんと一緒になら、
できたかもしれない。小説のネタになったかもしれない。
タマを盗み出して、満面の笑みでチャリを走らせる二人組。
向かう先は、おそらく川原だろう。
光るものとかスピードとかに異常な好奇心を発揮するコマ・グン(仮名)さんは、
僕の静止も聞かず、すぐに火を点ける気がする。
現在、某社の製造部長コマ・グン(仮名)さんは、
その場で木っ端みじんになるだろう。僕も一緒に。
だから小説にはならないと思う。
Posted by nakamurakou at 13:23















