2005年04月15日

ヒューマン・インターフェース

所用のため大宮に行く。

上野発の宇都宮線に乗ろうとするも、車内は混雑している。
だけど中央部分に空いている車両があった。グリーン車だった。

まあ、乗ってみるかな、とそこに乗った。

どうせなら、と二階建て車両の上部に乗る。少し見晴らしが良い。
座席も特急列車の指定席のような感じで快適だ。
周りにはファミリー連れが多い。
妊婦の方や、ぐったり疲れたリクルートスーツもいる。


天井にSuica(JR東日本のICカード)をかざすと、
グリーン車の料金を精算してくれるらしかった。ちょっと驚く。
ほんの少しの変化は、知らないうちにどんどん起こっている。

しかしながらこのシステムが、人的コスト削減とか、
紙の削減に寄与しているとは思えない。
どっちみち車内改札も回ってくるし、券売機もあるのだ。
今のところこれは、ただ、「かざしてみたい」という、
男子心を刺激しているにすぎない。


で、かざしてみた。何かちょっと光って、精算が終了する。


我々が長らく親しんだ、「お金を払う→切符を受け取る→改札を抜ける」
というインターフェースは、ちょっと前に、「カードを通す」に代わった。
現在、それは「カードをかざす」に変わりつつある。
そのうちそれも「睨む」とか、「微笑む」に取って代わられるのだろうか?


ああ、そう言えばそうだ。
銀行などでは、暗証番号の代わりに、人間の眼を使って認証する
「虹彩認証」が試されているらしい。
しかしながらこれは、よくよく考えてみると「顔パス」に近い。

「生体認証」とはすなわち「顔パス」である。

僕は今、とても良いことを言っただろうか?
そうでもないだろうか? 分からない。

まあそんなことはいい。だけどやっぱり、
ほんの少しの変化は、概ねどうでもよいことが多いように思う。

少しの変化が積み重なって、大きなうねりとなったらどうしよう、
などということは実は考える必要はない。備えは多分、自分の中にある。

まあ、そんなこともいい。何と言ってもグリーン料金は千円もしたのだ。

元を取らねば、と車内でキーボードを叩きまくっているのだが、
書いているのはこの文章なので、元が取れるということはない。


まもなく、さいたま新都心駅だ。

Posted by nakamurakou at 10:00 │TrackBack(1)

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生まれて初めてのトラックバック【帯が着物に出逢うTOKI】at 2005年04月16日 23:52