2020年07月08日

赤坂ひかるの愛と拳闘




みなさま、こんにちは。
文春文庫より、『赤坂ひかるの愛と拳闘』が、刊行されました。
こちら以前、単行本として刊行した『無敵の二人』を改題したものです。


素人女子トレーナーと、無口な元不良少年の挑戦の軌跡!

北海道から生まれた初のチャンピオン。
その選手のトレーナーは女性だった。


二つの狃薛瓩生まれた実話をベースに、取材を重ねて書いた小説です。

何故、こんな過酷なスポーツに全人生をかけられるのだろう。
何故、素人の女性に、ボクシングのトレーナーができたのだろう。

それを知るための取材であり、それを知るための執筆でした。

ボクシングが身近でない人でも、熱い気持ちで読める小説になったと思います。
加茂佳子さんの解説も熱いです。

試しに、ちょっと読んでみたい人はこちらからどうぞ。


どうぞよろしくお願いします!

  

Posted by nakamurakou at 16:24

2020年03月30日

ステキブンゲイの話

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イラスト 宮尾和孝



『ステキブンゲイ』というサイトを始めました。

こちら、一般文芸を対象とした、いわゆる小説投稿サイトです。
小説を書きたい人、小説を読みたい人、いろんな人が集まって、何かステキなものが生まれたり、面白いことが起こる『場』になればいいな、と思っています。


今から一年以上前、ミュージシャンで小説家の河邉徹くんと二人で話をしたことが、『ステキブンゲイ』誕生のきっかけです。小説を二冊だした彼ですが、それ以外にも書いた小説があって、また、これから書きたい話もたくさんある。それをどうやって発表していくか、どうやって出版にまで漕ぎつけるか、というような、最初は悩みというか、相談を受けている感じでした。

小説は普通、文芸誌とか小説誌に連載して、やがてそれをまとめて本になるのですよ、などと最初は先輩ぶって話していたのですが、だんだん、いや違うんじゃないか、と思い始めました。これはそういう話ではない。僕らは今この目眩くような現代に、そんな話をしていちゃいけないんじゃないだろうか……。


出版の状況が悪くなるなかで、どうやってファイトしていけばいいのか?
以前と同じことをやっていてはじり貧だし、何より楽しくないんじゃないか?
小説はもっと戦えるはずだし、もっと届くはずだし、もっとダイレクトなものであっていいんじゃないか?


そういうことを可能にする『場』をおれがつくるよ、などと、ちょっと酔っていたんだと思いますが、僕は言ってました。だからその小説、おれに最初に読ませてよ、と。

多分、それ以前からうっすら考えていたことが、そのとき、いきなり像を結んだんだと思います。

うっすら考えていたのは、自分も小説を書いてみたいなあと言う人が、身の回りに多かったからかもしれません。書いている人に、ほんの少しアドバイスしてみたら、とてつもなく面白い小説になった、ということが何度かあったのも、関係あるかもしれません。

本当は別に、小説なんてものは、ノートに書いてもいいし、ブログに書いてもいいんです。でも、もっとステキな『場』があったなら、小説とか文芸とかそういうものの可能性が広がるしれない。何より、もっと面白い小説が生まれるかもしれない、と、そういうことをずっと感じていたのかもしれません。


それから一年あまり準備を進めました。
大勢の人に協力してもらって、『ステキブンゲイ』はできました。
続けることが何より大切だと思っています。そのために、まだまだ、いろんな人のお世話になると思います。

個人的には、読む人、書く人、みたいに分断された感じじゃなくて、書くしもちろん読むよ! という人が増えるといいなあと思います。『ステキブンゲイ』が、ひとつの大きくて自由な、文芸部みたいなイメージ。


まだまだシステム的な開発は進んでいて、コメント機能なども、近いうちに実装されると思います。そうしたら今よりもっと、文芸部っぽくなるかもしれないですね。僕も『SING OUT LOUD!』という、書きかけだった小説の連載を始めていますので、その際には、愉快なコメントをお待ちしています。


あとは『ステキブンゲイ大賞』という小説賞も立ち上げましたし、複数の出版社さんが書籍化にも協力してくれます。いつかこの『場』からスターを生みだしたいです。

君がもし気に入ったなら、この船に乗ると良いと思います。
熱烈大車輪に歓迎します。

どうぞよろしくお願いします!  
Posted by nakamurakou at 16:51works

2019年08月23日

『#失恋したて』刊行しました!




みなさん、こんにちは!
暑いさなかですが、『#失恋したて』、発売しました。

表紙の写真は、岩倉 しおりさん、中のイラストは宮尾 和孝さん。
夏の北海道を舞台にした、ロード小説です。




 僕は今まで何人、失恋したての女の子を見ただろう。

 失意から回復へ向かう彼女たちの物語を、僕が知ることはなかった。
 僕にだけではなく、誰にも気付かれることなく、その物語を終えた女の子もいたかもしれない。

 でも、その日――。
 僕は犲採したての女の子瓩暴于颪辰拭

 どうしてだろう……。
 僕には彼女が犲採したての女の子瓩世辰董△垢阿砲錣ったんだ。




以上は作中の映画のプロローグの一部です。

失恋したての就活生・なつきと、小学生ユーチューバー・遥希の、ちょっと不思議な夏休み。
誰だって、かつては「失恋したて」だった!?



夏はもう少し続きますが、読んでいただけたら、たいへん嬉しいです!  
Posted by nakamurakou at 18:00works

2019年04月05日

『サバティカル』刊行しました。




転職先への入社まで5カ月――。
ぽっかり空いた“人生における休暇"のあいだ、
僕は、新しい何かをはじめられるだろうか。



『リレキショ』の代わりに「Trello」
『夏休み』に似た「サバティカル」

そういうモチーフで書き出したこともあって、十数年前と同じ心情で書いた小説です。
内容を説明するのは難しいのですが、もしかしたらこれは、
宇宙で一番小さい恋愛小説になったかもしれません。

読んでいただけたら、嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。




あと、中村航公式サイトをリニューアルしたのと、インスタも始めたので、よかったら見てみてください。
  
Posted by nakamurakou at 17:30works

2019年01月10日

『BanG Dream! バンドリ 』文庫版の刊行です!



夢の続きみたいに、遠い音楽が聴こえた。
狎韻慮歹悪瓩鬚たわらに、歌えばいつもゴキゲンだった――。



現在、バンドリのアニメの二期が始まっていますが、
小説も刊行から二年半近く経ち、このたびの文庫化です。POPPING!


主人公の香澄が質店でギターと出会う、
というところから、この物語は動きだすのですが、

どうしてそんなことを思いついたのか、というのは後書きに書いてあるので、
よかったら読んでみてください。


バンドリのプロジェクトでは、作中バンドPoppin'Partyの曲の作詞もしています。
(気付けばもう30曲あまり!)


BanG Dream!の「はじまりの物語」、未読の方はぜひ!
どうぞ、よろしくお願いします!  
Posted by nakamurakou at 12:00works

2018年11月28日

『オズの魔法使い』、発売します。




100年後も読まれる名作『オズの魔法つかい』の、抄訳をしました。
11月30日、発売開始です。


子供の頃、読んだことがあったようななかったような、
記憶のあいまいな作品でしたが、
今、読んでみると非常に魅力的な作品で、
ラストあたりでは泣いてしまいました。

記憶にあるのは小学生だったときの全校集会で、
どこかのクラスが「オズの魔法使い」をやっていて、
(とは言え、それもほとんど何も覚えていないのですが)
かかし役のうっちゃんが、

「おいらには脳ミソがないんだ!」

と言って、めちゃめちゃウケていたことだけは、はっきり覚えています。


うっちゃんとは…、この人(と思われます)。


ともあれ、中村航版「オズの魔法使い」
特に小学生のみなさんにおすすめです。
イラストはオールカラーで、ミニポスター付き。


発売を記念して、イラストの展示会もあります。

【名称】 okamaの描く世界名作『ふしぎの国のアリス』『オズの魔法使い』展
【日程】 2018年12月8日(土)〜1月14日(月・祝)
※月曜定休、但し祝日を除く。12月28日(金)〜1月4日(金)休館
開館時間12:00〜18:00
《12月22日(土)にはokama氏によるサイン会も開催》
【会場】 GoFa(Gallery of Fantastic art)
〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-52-2
青山オーバルビル2F
【入場料】 入場チケット600円 (税込)
※小学生以下無料
当日会場販売及びローソンチケットにて事前販売
URL:https://l-tike.com/okama-aliceoz
Lコード:32123


どうぞよろしくお願いします。  
Posted by nakamurakou at 15:37works

2018年10月10日

『世界中の青空をあつめて』、文庫が発売です!




生きる、って、すごいね。


1964年の今日、世界中の青空をあつめたような晴天のもと、東京オリンピックは開催されました。

どんな過去だって、新しい物語の始まりになる。


これは1969年と2020年の東京オリンピックを、鮮やかにつなげる、希望と再生の物語。


目次は、

プロローグ

第一章、老人とみかん
第二章、約束を探して
第三章、二人の旅
第四章、君に手紙を届けたら
第五章、五人のオリンピック

書店員解説座談会

となっています。


愛媛と東京都練馬区が舞台(聖地)となるこの物語を、久々に数値化してみると、


愛しさ度☆☆☆☆☆☆
切なさ度☆☆☆☆
心強さ度☆☆☆☆☆

こんな感じです。


どうぞ、よろしくお願いします!!  
Posted by nakamurakou at 10:10works

2018年10月08日

『世界中の青空をあつめて』、文庫がでました!

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世界中の青空をあつめて[文庫]¥560

キノブックス文庫の創刊に合わせて、10月9日、刊行されます!


55年前の牴未燭気譴覆った約束瓩鮹気靴法東京へ向かう主人公。
過去と未来、二つの東京オリンピックを舞台に描く、希望と再生の物語です。
作中で重要な日になるのは…ちょうど今日ですね。

未読の方は、ぜひ読んでみてください!


表紙の絵は杉山巧さん、帯を外すとこんな感じ。

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本文挿絵は宮尾和孝さん、と、単行本と変わらず、
また文庫解説は、書店員解説座談会となっています。

こちら五人の書店員さんが、作品について語ってくれているのですが、
最後のページで……感動!
みなまで写しませんでしたが、ぜひ、手に取って確かめてみてください。


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おまけとして、編集者かわら版? が挟まってます。

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どうぞよろしくお願いします!!  
Posted by nakamurakou at 22:54works

2018年04月10日

年下のセンセイ、文庫が発売です!




思えば思うほど、
なぜこんなにも遠く感じるのだろう。


予備校に勤める28歳の本山みのり。たまの休みの楽しみは、気のおけない友達と美味しいお酒を呑むこと。恋は3年していない。そんな時、後輩に誘われ通い始めた生け花教室で、助手を務める8歳下の滝川透と出会う。少しずつ距離を縮めていく二人だったが、進学のため透が地元を離れることになり……。恋に仕事に臆病な大人たちの、切ない恋愛小説。


おやすみなさい、センセ…

女の子はめんどくさいんですよ、センセイ…


表紙のイラストは宮尾和孝さん、文庫解説は加藤千恵さん。
ぜひぜひ、読んでみてください!
  
Posted by nakamurakou at 12:54works

2018年03月28日

『怪物』井上尚弥ノンフィクション、発売しました!




「打たせずに打ち、相手を必ずKOする」。

攻防一体となった、美しく力強いスタイルが世界的な評価を呼び、
ついにはアメリカのリングに招かれた井上尚弥。

その強さ、激しさが知れ渡るほどに、対戦相手に恵まれなくなってしまうジレンマ。
肉体の成熟に伴う極限の減量苦。
それらと闘いながら、遂にチャンピオンベルトを返上し、
未知なる強豪との交錯を求めて階級を上げる決断を下す――。

団体の分裂、階級のさらなる細分化によって「世界王者」の威厳は翳り、
また選手や関係者のスキャンダラスな言動によってボクシング人気の衰えた時代に
突如現れた狷本ボクシング史上最高傑作瓩侶稙阿糧樟犬髻
尚弥本人や関係者への取材をもとに描きました。


ボクシングが好きな人も、そうでない人もぜひ、
牴物瓩鯊隆兇靴討澆討ださい!  
Posted by nakamurakou at 18:20works